2006年09月23日

「パズル・パレス」

角川書店2006年
”DIGITAL FORTRESS”DAN BROWN 1998
※seesaaさんから、オススメの本をブログで紹介してくれた方の中から抽選で図書カード 5,000円分 5名様にプレゼント/締め切り10月31日 詳細はこちらへhttp://book-special.seesaa.net/

書籍情報はこちらへ。

アメリカでは、NSA盗聴プログラムが違憲であることが裁決されたばかりなので、この本の内容がリアルに感じられます(本国では98年に出版されています)。

ちなみに全世界通信傍受システム・エシュロンをネット検索してみると、こんな情報が出てきました。

アメリカ合衆国が軍事利用を目的に作った通信傍受システムである。国家安全保障局 (NSA)が主導となり運営している。世界の情報のほとんどを入手することが可能な状態になっており、現時点で参加している国々は、アメリカ合衆国、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドなど、“UKUSA同盟”とも称されるアングロサクソン諸国である。


そして、日本では青森県三沢基地の近くにこの傍受システムがあるそうです。六ヶ所村の核燃料再処理工場稼動といい、すっかりアメリカナイズされてますね・・・。

ところで、アングロサクソンといえば、アメリカのWASP(ホワイト・アングロサクソン・プロテスタント)が思い出されます。アングロサクソン系の白人(英国のほか北欧、アイルランドなどからの移民を含む)で、宗教としてはプロテスタントがアメリカ社会の多数派を形成して、反カトリックや黒人差別を主導してきたそうです。

いまや彼らはアメリカ国内だけでなく全世界の情報を握っているのですね。「アングロサクソン」「プロテスタント」が重要なキーワードでしょうか。そういえばアフガン・イラク戦争を支持した福音派もプロテスタントでした。

アングロサクソン・プロテスタント。盗み聞き(見)までして世界を牛耳りたいと画策するのも「神の愛」のなせるわざなのでしょうか。帝国主義の時代には、植民地化の先兵として宣教師が送り込まれ、現地の情報収集をしたと聞きます。今ではIT(情報技術)がその役目を担っているというところでしょうか。 
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2006年07月26日

読書メモ

今読んでいる本に印象的な文章があったので書き留めたい。19世紀から20世紀初頭にかけてヨローッパに実在した女性がユーゴスラビアを旅した時に書いた文章で、イスラム教のムエツィーン(礼拝時刻を告げる人)の声がこの女性の耳には次のように響いた。

恐れているが、憧れてもいるすべての生き物の心の中から絞り出されたようなこの叫び声は、光と闇の境界に響き渡り、そのもとに広がる思想内容にはかかわらないのに、みんなの敬虔な気持ちには同調しているのである。夜がまだ明けないときでも同じで、この同じ叫び声は眠っている者の心に、日の出であって、日の入りでもある生の告知のように染み通る。


この女性は、ほとんどの人が教会に所属していた時代に、17歳の時に自ら望んで脱会している。そして、後年東欧諸国を旅してイスラム教の寺院を訪れ、ギリシャ・カトリックの儀式と雰囲気が全く同じであると記している。

イスラム寺院のモスクへ入るときは、靴を脱がねばならないが、美しい絨毯の上に静かに立ったりひざまずいている信者たちの敬虔な沈黙の中に入って行くと、誰もが否応なしに精神を集中して自己省察に向かうことになる。


そして、女性は神を信じることを止めた後、学者や作家、詩人などと交流を深め、徹底的に自己の生き方を追求し、自由に自分の人生を生き抜いた。

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2006年07月11日

「考える人」2006年夏号

1月にこのブログで紹介した雑誌です。

10月に発売される秋号では「イスラム」が特集されます。イスラム圏の国々で生活する普通の人々の暮らしぶりが紹介されるそうです。

インターネットがあっても、雑誌を手にとって読みたい人も多いはず・・・。この機会にじっくり読んで欲しいものです。

ちなみに、夏号では「仏典を読もう」で法華経がわかりやすく解説されていて面白かったです。即成就仏身。あなたも・・・。

ここで紹介するのは、ちょっと変かも知れないけれど、宗教の話題が出たので、このサイトをリンクします。
http://blogs.yahoo.co.jp/starstory60/
「おにぎり的生活」さんのブログでリンクを拝見して私も読んでみました。

アフガン・イラク戦争を日本のキリスト教徒はどう受け止めているのだろう・・という素朴な疑問を抱いていたのですが、このサイトの方はとても真摯な姿勢で信仰や教会と向き合っておられるのがよくわかりました。

キリスト教徒にも心の葛藤をこんな風に発信できる方がいると知って安心しました。
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2006年04月10日

「女の人権宣言」

18世紀のフランスで「女にも人権がある」と主張して、後にギロチン刑に処せられた女性の生涯を書いた本です。書籍情報はこちらへ。

今日この本を紹介するのは、今日が「女性の日」で、16日まで「女性週間」だからです。それにちなんだ情報を検索してみたけれど、これといって見つからなかったので、また何かあれば追記したいと思います。

女性に人権があることは、今なら常識(国や文化によって異なる場合もある)だけど、当時は死刑に等しい考えだったのですね・・・。ということは、今常識だと思っていることも、いずれは見直される日が来るということですね。

かつて30歳以上、独身、子供なしの女性を「負け犬」と名づけた本があることを知って、鬼の首でも取ったように喜んだ男性がいましたが、きっと18世紀の価値観で21世紀を生きているのでしょうね。

その時代にしか通用しない価値観にしがみつくのをやめればいいのに、そうしないということは、その人にとって何か都合の悪いことでもあるのでしょうか・・・。

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2006年02月17日

講演会

昨年末にこのブログで紹介した「モラル・ハラスメントが人も会社もダメにする」の著者、マリー=フランス ・ イルゴイエンヌ さん による講演が東京と大阪で開催されるそうです。

日程:東京2月24日(金) 大阪25日(土)です。
※詳細はこちらへ。http://www5a.biglobe.ne.jp/~with3/morahara_kouen.htm

講演会を紹介しているサイトでは

『モラル・ハラスメント』 (通称モラハラ)とは、家庭内、学校、職場、その他様々な場所で起きる、精神的虐待、精神的暴力のことです。あなたのまわりの不当なリストラ、労災や過労死といった出来事は、心への暴力 『モラル・ハラスメント』 が原因かもしれません・・・。


とあります。残念ながら日本では「モラハラ」が家庭、学校、職場、その他様々な場所において野放し状態です。セクハラやパワハラに比べて認知度が低いせいもありますが、人々に問題意識がないためにモラハラの温床を容認する結果になっているのでは・・・。

理由があれば「人を殺してもいい」とは言えないように、モラハラを何かの目的を達成するための手段にしていいとは言えません。もしも自分や自分の身近な人がモラハラの加害者だとわかった場合、その事実を素直に受け入れるのは難しいかも知れませんが、加害者がハラスメントを克服する第一歩として現実と向き合う勇気が必要ではないでしょうか。

また、自分(や自分の身近な人)が不当なしうちを受けていると感じていながら、その状況の中で混乱しているモラハラの被害者にとっても、この講演会は有益だと思います。講演会では主に職場におけるモラハラがテーマになっているようです。東京、大阪2都市でのみの講演なので、地方都市でも何かの形で啓蒙活動があるといいですね。

※この記事に関する訂正記事を書きました(3月3日)。
http://cabochard.seesaa.net/article/14098380.html

続きを読む?(追記あり)
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2006年01月20日

現代語訳「アンチクライスト」

「キリスト教は邪教だ!」ニーチェ著 適菜 収訳 講談社+α新書(書籍情報はこちら)。
勇ましいタイトルですが・・・。現代語訳とわざわざ銘打っているだけのことはあって、他のニーチェの翻訳本に比べるととても読みやすいです。

内容を大変大雑把にまとめると、仏教に比べると次元が低いと言ってキリスト教をこき下ろし、新約聖書をよた話だと断じています。その根拠としてニーチェが何を主張しているかというのは、ご自分で読んで納得(あるいは反発)するとよいでしょう。

講義録なので、ニーチェはこれを聴衆を前に話したわけです。その時の聴衆の反応はどうだったのでしょう。現代のこの時期に、この講義録が改めて現代語訳された理由は、やはり9.11以降の世界情勢が関係しているのでしょうね。

キリスト教だけこき下ろせば、それですむ問題でもないと思いますが、宗教としてのキリスト教には、古事記や日本書紀に書いてあることを人類誕生の創世記だと外国へ行って主張するのと同じぐらいの違和感を覚えます。

生涯のほとんどを日本(アジア)で過ごす日本人にとっては、キリスト教が権威(搾取階級)の象徴だと実感することはほとんどないでしょう。ニーチェの痛烈な批判を理解できないとしたら、その理由はこのあたりにあるのかなと思います。

※ニーチェの晩年を描いた映画「善悪の彼岸」はこちら

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2006年01月14日

「未亡人の一年」

ジョン・アーヴィング(John Irving)著
原題 A Widow for One Year

同じ作者の「ガープの世界」や「サイダーハウス・ルール」同様、この作品も映画化されました(映画の題は「Door in the floor」)。残念ながら、この映画を田舎の都会(私が住む町)では、見る機会がなかったので原作を読みました。

一言で感想を言うと、フェミニズムと高齢社会に配慮しているような作品です。しかも作家がかなり嫌々妥協して、半ばやけっぱちで書いているような印象を受けました。だって、主要な登場人物がすべて作家で、推理小説でもないのに、そのうちの一人が殺人事件に巻き込まれるなんて・・・。

上下巻にわたる長い物語の前半は、作家夫婦と4歳の娘との生活が、見習いにやって来た高校生の少年の目を通して描かれる。夫婦には事故死した二人の息子がいて、妻はその死を乗り越えられないために夫と娘を置いて家を出る。

後半は、中高年になった登場人物それぞれの現在の生活が、作家夫婦の娘を中心に描かれている。この娘は、自分を置いて出て行き、一度も連絡をしてこない母親の行動が理解できず怒っている。娘がやっと母親の心情を理解するのは、子供を産み自分の夫が死んでから1年後のことだった。

作者はその時の娘の心理を「その気持ちを理解できる経験もなかったし、想像することさえできなかった」と表現している。そして物語は37年ぶりの再会へ・・・。

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2005年12月29日

「モラルハラスメントが人も会社もダメにする」

2003年 紀ノ国屋書店 マリー=フランス イルゴイエンヌ 著
※書籍情報はこちら

日本ではDVや職場におけるパワハラが新聞紙上で話題になったことがあるけれど、モラルハラスメント(精神的暴力)については、まだそれほど知られていないのでは・・・。

この本は豊富な事例を引きながら、モラハラ加害者の特徴、被害者になりやすいタイプ、どう対応すればよいかなどをわかりやすく解説しています。

たくさんの事例を読みながら、こんな陰湿なことは日本のような社会でしか起こらないに違いないという思い込みが覆されました。そして、パワハラと違ってモラハラは職場だけでなく、プライベートな関係でも起こりうると知りました。

きっと様々な事例を読むうちに「あの時のあれは・・・」と思い当たる人もいることでしょう。この著者によるとモラハラの加害者は「人を傷つけずにはいられない」という意味で変質者なのだそうです。そして、加害者は子供の頃にいじめられた経験があり、そのトラウマを克服できないまま大人になり、自分がされたり、言われたりしたことを他人に対してしてしまうのだそうです。

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2005年12月20日

ナショナルジオグラフィック日本版12月号

とてもこんなに綺麗な写真はよう撮らんなーと思いつつ時々読んでいます。日本版の12月号では、「仏教ルネッサンス」という記事が印象に残りました。

ミレニアムにローマ法王が謝罪をしたり、9.11以降イスラム教徒を目の敵にしたり、宗教がからむとなにやら話しがこじれそう・・・。そんなうんざりムードが欧米の人々の関心を仏教へ向かわせたのでしょうか。

私が住んでいる町でも青い目の修行僧を時折見かけることがあります。彼らは仏教といっても座禅を組んで瞑想をする禅寺で合宿しているようです。笠を被って托鉢する姿は、なかなかさまになっています。

※雑誌のHPはこちらです。
http://nng.nikkeibp.co.jp/nng/feature/0512/index4.shtml
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2005年11月20日

「在りし日の歌」英訳版

著者 中原中也
翻訳 ライ・ベベッル
2005年7月 The American book Company 発行

※「山羊の歌」英訳版の書籍情報はここ

写真ブログにこの本の英訳を引用したところ、翻訳者のライさんからコメントを頂きましたので、ご紹介します。
引用は「老いたる者をして」の冒頭部分です。

老いたる者をして静謐の裡にあらしめよ
そは彼等こころゆくまで悔いんためなり
吾は悔いんことを欲す
こころゆくまで悔ゆるは洵に魂を休むればなり


ライさんが運営しているサイトはこちらです。
http://www.nakaharachuya.com/

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2005年09月25日

「書簡からみた日蓮」

NHKのラジオで放送されました。番組は聞いていないのでテキストを読んだ感想です。

※番組で使用されたテキストの情報はこちらです。

※日蓮についての情報はこちらへ

※「法華経」によってのみ末世の国家の平安もありうることを諫暁した「立正安国論」全文はこちらへ

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2005年08月05日

「知識人とは何か」1998年

Edward W. Said 著 大橋洋一訳 平凡社発行。
原題”Representation of the Intellectual”
1993年にイギリスのリース行われた講演(全6回)を収録したもの。

「自分自身のためにだけとか、純粋な学問や抽象的な科学のためだけに書くと公言してはばからぬ知識人は、知識人として信頼されることはないし、そもそも信頼してはいけないのだ。二十世紀の偉大な作家ジャン・ジュネがかつて述べたように、自分の書いたものが社会のなかで活字になった瞬間、人は、政治的生活に参加したことになる。したがって、政治的になるのを好まないのなら、文章を書いたり、意見を述べたりしてはならないのである」。p.175


「わたしが使う意味でいう知識人とは、その根底において、けっして調停者でもなければコンセンサス形成者でもなく、批判的センスにすべてを賭ける人間である。つまり、安易な公式見解や既成の紋切り型表現をこばむ人間であり、なかんずく権力の側にある者や伝統の側にある者が語ったり、おこなったりしていることを検証もなしに無条件に追認することに対し、どこまでも批判を投げかける人間である。ただたんに受け身のかたちで、だだをこねるのではない。積極的に批判を公的な場で口にするのである」。p.54




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2005年07月31日

夏休みの宿題−その3

●読書感想文編
課題図書「のだめカンタビーレ」(漫画です(^_^;)

今やインターネットで漫画を読める時代ですが、私はネットカフェで単行本をこそこそ読みました。12巻のうち2巻目の途中までしか読めていないけれど、読後感を書いてみます。

イマドキの読者は年齢層が高いのか、かつての学園漫画の主人公といえば、中高生が定番でしたが、この漫画は音大(?)が舞台です。専門に特化した設定がなんとなく「動物のお医者さま」を彷彿とさせます。

のだめは主人公の愛称で、ピアニスト志望の少女。しかし、とても少女漫画の主人公とは思えないキャラクターで、大飯食らいのうえに不潔。ありえない・・・(>_<) ところがピアノだけは天才的に上手。この主人公が憧れる先輩男性(料理が上手で綺麗好き)との恋愛と音楽仲間との関係をコミカルに描いています。

昔の少女漫画といえば、主人公の女子が「告白しようか、するまいか」と悩む姿をいじらしく描いたものだけど、この主人公はいきなり「好き好き光線」を発散しまくり・・・(@_@) 主人公に我と我が身を重ねて読む読者がどのくらいいるのか知らないけれど、英語版が出るぐらい人気があるということは、それなりに共感を得ているのでしょう。

CDも発売されているので、クラシックファンからの支持も高いみたいです。絶対音感ならぬ絶対音痴で、ピアノを黄バイエルで挫折した私は古傷がちくちくしますが、また続きを読んでみたいと思います。

それにしても、漫画の世界(出版業界?)もジェンダーフリーが浸透しているようですね・・・。

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2005年06月29日

いろんなバトンが

回っているようです。私も平和言及blog(女性)にリンクさせてもらっている「はるのかんたんふ」のさくら子さんからReading batonを頂きました。

巷で回っているのは音楽のバトンが多いようですが、これはその書籍編のようです。他にも漫画編があるようです。

指名して頂いて恐縮ですが、私も何か書こうと思ってカテゴリの「本」を見直してみたら、次にバトンを回せるほどの読書をしていないですね・・・。

どなたか相応しい方がバトンを受け取って下さいますように!

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2005年06月21日

「取材される側の権利」

東京弁護士会編 日本評論社 1990年
※bk1による書籍情報はこちら(現在取り扱いなし)。

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2005年06月03日

2冊まとめて

画家Yさんと作家Yさんの本を読みました。どちらも自分の過去を振り返ってつづられた回顧録のような内容です。あえて作品名も作家名も書かないけれど・・・(これでは何のことかわかりませんね(^_^;)。

感想を書く前に、この2人のYさんの共通点を。2人とも女性であり、画家としてあるいは作家としての才能を男性の力添えによって開花させていること・・・。

それがいいとか悪いとかは別として、もって生まれた才能も、男社会では男性の後ろ盾がなければ認められないものなのだろうか・・・。それも恋愛関係だったから成しえたことなのだろうか・・・。

社会的影響力のある人が「これはいい!!」とアピールすれば、世の中が「いいんだろうか?」と半信半疑で受け入れてしまうものだろうか?でも、鑑賞者や読者は馬鹿ではないので、いくら「いい」と言われても、本当によくなければそのうちそっぽを向かれてしまうだろうから、二人のYさんの人気は本物なのかも知れない。

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2005年05月22日

「悪魔の飽食」森村誠一 

光文社(昭和56年初版、翌年17刷)。小説「人間の証明」と対をなすノンフィクションとして書かれた本ですが、後年裁判になったりするほど物議をかもしました。

その辺りの事情や731部隊についての質疑を集めたサイトを参考までにリンクしておきます。

731部隊の関係者の多くが「国のため」に行ったことで、それほど罪の意識を持っていなかったという記述(真偽はともかく)は、戦争の恐ろしさの本質をついていると思います。著者はそれを「国家的集団発狂」と表現しています。隊員や国家だけでなく国民一般もそれに参加していたということです。

今また日本人は「集団発狂」へ向かっているのでしょうか・・・。

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2005年05月03日

憲法記念日に寄せて

読んだ本です。
@「日本の憲法」長谷川正安著 1994年第3版 岩波新書
A「占領下の日本婦人政策−その歴史と証言」西清子編 1985年 ドメス出版

感想です。
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2005年04月19日

「自由に生きる」ルーブナ・メリアンヌ著

Loubna MELIANE:"VIVRE LIBRE" oh!editions, France, 2004
堀田一陽訳・社会評論社発行

3月に書いた記事で、フランスの高校生組合のデモを取り上げました。それはUNL(高校生全仏連合)という組合で、この本の著者であるアラブ系フランス人、ルーブナさんが所属しているのは、それとは別のFIDL(高校生民主独立連盟)なのだそうです(著者によると、この二つは高校生運動内部の小さな緊張関係なのだそうです)。

本のカバーには、FIDLの主張を次のように説明してある。
「フランス社会とフランスのイスラム社会との間にできてしまった深い溝を前に、ルーブナさんは宗教、宗派や国籍、人種の異なる人々が交流する「社会的混成を勝ち取ろう」、「豊かで力に満ちた混成社会を共に生きよう」と呼びかける。

※朝日新聞の書評はこちらです。

※フランスの教育制度については、こちらのサイトに説明があります。ルーブナさんは、日本では高校生にあたる後期中等教育課程に在籍中(だった?)ということです。

長いけど、続きを読む?
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2005年04月11日

「性差別する仏教」大越愛子 源 淳子著

※アマゾンの書評はこちらです。

先日先輩とお寺で食事をしていて、昔読んだこの本のことをふと思い出しました。

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