2007年08月15日

「夕凪の街 桜の国」

日本が戦争に負けて、やっと戦争が終わった記念日に観ました。映画情報はここです。

レビューには、原作(漫画)の方が表現が細やかでいいという感想が多いようです。私はまだ原作を読んでいませんが、じゅうぶん伝わるものがありました。鑑賞しながら泣いている人も多かったです。

夏休みでもあり館内はほぼ一杯でした。その中に一人だけ外国人女性がいました。外見から欧米のどこかの出身と思われましたが、日本語の映画をちゃんと理解できたでしょうか。どんな気持ちでこの映画を観たのでしょう。

映画では被爆者が今日に至るまで戦後をどんな風に生き、どんなふうに死んでいったかが描かれています。原爆の被害者である被爆者への差別や偏見があることも・・・。

ところで、夏目漱石の弟子として有名な作家野上弥生子さんが、岩波写真文庫「広島」の書評(1952年『図書』掲載)にこんなことを書いています。

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2007年08月10日

「紙屋悦子の青春」2006年 日本

いつものように映画情報はここです。

長崎に原爆が投下された8月9日、長崎市出身の女優さんが主演する映画を見ました。

時をかける少女も今年誕生日が来ると不惑を迎えるのですね。いつまでも少女のような初々しさがあって、本当に可憐な女優さんです。いつか彼女自身の言葉で、戦争や原爆について語って欲しいと思います。
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2007年07月01日

「私たちにできる10のこと」

いつも映画情報(あらすじやキャストの紹介)で利用しているgooのプレゼント企画です。締め切りは明日(7月2日)!

環境問題について自分が実践していることを書いて応募すれば、環境関連グッズが当たったり、そのアイディアがゴア元副大統領に届けられたりする(かも知れない?)そうです。

ちなみに映画「不都合な真実」で紹介されているエコ活動「私たちにできる10のこと」とはこんなことです。

多分、ここに書いていある10のことは、すでに多くの人が実践しているでしょう。

さて、私(たち)にできる11番目の実践とは・・・。

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2007年06月28日

「インドへの道」1984年英

原題 A Passage To India 原作 E.M.フォスター
あらすじ、キャストなどの情報はこちらです。

国連の発表によると世界人口は、66億1590万人となったそうです。トップ3は昨年同様、中国、インド、米国の順。ちなみに日本は10万人増の1億2830万人で、3年連続で10位だったとか。

映画は人口だけでなく、近年の経済成長ぶりでも中国と並んで注目を浴びているインドが舞台です。イギリスの植民地だった時代に、宗主国の女性と属国の男性との感情的軋轢を描いています。

このアングロ女英国娘のとんでもない言動に翻弄されるインド人男性が、次第に変貌していく姿が印象的です。

日本もこれぐらい毅然とした態度で外交に臨めばいいのになあと、この頃よく思い出す映画です。愛国心とか国粋主義とかじゃなくて、もっと誇りをもてばいいのにと思います。

結末を読み返してみて、イギリス人が自画自賛しているような話だと気づきました。本当に自分がしたことなのに「していない」と嘘を貫き通す厚顔無恥よりはましかも知れませんけど・・・。
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2007年06月11日

ザ・コーポレーション

2004年 アメリカ マーク・アクバー監督制作 あのマイケル・ムーア監督も登場するそうです。

例によって、まだ観ていない映画です(^_^;) 映画情報のサイトが混雑していて開けない状態になっていたので、この映画を紹介しているとむ丸さんのブログをリンクさせて頂きます。

まだ観ていないのに、なぜ紹介するかと言うと、映画のなかに先日書いた記事「生命系民主主義」を提唱しているインド人女性ヴァンダナ・シバさんが登場するからです。彼女の言葉をもう一度引用します。

WTOの下でグローバリゼーションをもたらし、イラク戦争を勃発させたのは、同じ勢力、同じ組織、同じ権力に属する人々です。異なる人々によってもたらされたのではありません


もしかしたら、9.11の真相がテロリストは誰か?という問いとは別の角度から解明されているのかも知れません。

ある種の人々が平和運動をしているようで、実は世論を核心に触れさせないように巧みにリードしているように見えることがあるのは、気のせいでしょうか・・・。
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2007年05月17日

「恋愛睡眠のすすめ」2006年 仏・伊

映画情報はこちらです。

まだ観ていない映画ですが、マスコミの紹介記事によると男性版「アメリ」みたいなファンタジックな映画のようです。

主人公の名前はステファン。仕事を求めてメキシコからパリにやって来るものの、思い通りにならない仕事からも恋愛からも現実逃避。

ひたすら夢想にふけるステファン。漫画ちっくな夢想シーンが面白い演出になっているそうなので見てみたいです。



夢と現実の境界がだんだん崩れていくステファンの心。バーチャルな世界の中だけは元気いっぱいのステファン。現実に背を向けて夢物語に夢中になっているステファンにどんな結末が待ち受けているのでしょう。だいじょうぶかな〜(^_^;)
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2007年05月15日

「ガラスのうさぎ」1979年 日本

詳しい映画情報はこちらです。

昨年「おにぎり的生活」さんの記事を拝見してどんな映画かなと思っていたところ鑑賞する機会に恵まれました(私が観たのは実写版で「おにぎり的生活」さんたちが上映会をしたのは、2005年のアニメ版の方です)。

実写版を主催したのが某有名フェミニストに「反動議会」と名指しされた自治体だったので、どういう意図でこの作品が上映されるのかちょっと考えてしまいました。

改憲が目前に迫り、米軍基地の阻止活動に自衛隊が投入される中、「またこういう時代が来るから覚悟するように」という予告なのでしょうか(-_-;)

実写版の上映会には100人以上がつめかけ大盛況でした。最初から最後まで、観客のすすり泣きが途絶えることがありませんでした。東京大空襲や黒焦げの遺体などは、当時の記録映像を交えてリアルに再現されていて実写ならではの迫力がありました。

でも、最前列に並んでいた小中学生にはちょっとショックが大きかったかも。高齢の方々は昔を思い出して泣いたり笑ったりされていましたが・・・。

この映画の主人公は12才の少女でした。当時、主人公よりもう少し年上だった女性たちの戦後はこの記事で知ることができます。
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2007年04月12日

2本一緒に

※タイトルをクリックすると映画情報が開きます。
記憶の棘」2004年 アメリカ

亡き夫の生まれ変わりだと名乗る少年と未亡人の物語。原題がBirthなので、てっきり輪廻転生を扱ったお話だと思っていましたが、実はもっと現実的で奥深い夫婦の物語でした。

妻が知らない夫の本音、夫が知らない妻の恋、二組の夫婦(主に妻)が過去の記憶にちくちく刺激されて、それぞれが心を揺さぶられるお話でした。

マニカの不思議な旅」1989年 スイス・フランス

こちらは正真正銘の輪廻転生を描いた映画で、1930年代にインドであった実話に基づく物語です。一昨年、イラストサイトに投稿したところ、外国の方からこんなコメントを頂いています。

http://pfc-photo.seesaa.net/article/5176048.html
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2007年03月28日

3本まとめて

古い順に紹介します。タイトルをクリックすると映画情報が開きます。

「陰謀のセオリー」1997年 アメリカ
「ザ・コア」2003年 アメリカ
9.11やアフガン・イラク戦争について、陰謀論が囁かれています。囁きというより、主張と言ってもいいぐらい。この2本に共通しているのは、登場人物が「天変地異すら誰かが時期を狙って故意に起こしている」と言っているところ。たとえば台風や地震とか・・・。

「カンダハール」2001年 イラン・フランス
映画の冒頭シーンが印象的でした。最初の数分間、空から撮影した緑の木一本はえていない山肌や砂漠が映し出されます。

この場面を見て「こんな土地でどうやって生活するの。神様あんまりです」と思ってしまいました。やはり一神教の神様は場所を選んで存在するのでしょう。海の幸、山の幸に恵まれた日本には、縁遠い神様なのだなと納得しました。

恐らく日本人が「神様」と呼んでいるのは、神棚に祭った神様の延長にいらっしゃるのではないでしょうか。決して唯一の神様ではないことを実感しました。
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2007年02月04日

「幸せのちから」

少し前にseesaaさんのプレゼント企画で紹介されていた映画で、現在全国で上映中です。主役を演じる父と子が実の親子であることが話題になっています。

プレゼント企画で映画の紹介をしている記事はこちらです。

厚生労働大臣が「女性は子供を産む機械」だと発言したことが物議をかもしています。もしも大臣がこの映画をご覧になったら「子育てにはお金がかかる。お金を稼ぐのは男の仕事だ。お金をたくさん持っている父親が子育てするのが1番いいに決まっている。男は育児のための金を稼ぐ機械だ。」と言うでしょうか(^_^;)。

冗談はさておき、もう一つの父子家庭物語を紹介します。
「クルックリン」1994年 スパイク・リー監督
映画の内容についてはこちらへ。
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2007年01月13日

鑑賞のススメ

まだ見ていない映画をおすすめするのもどうかと思いますが、どちらも評価の高い映画です。タイトルをクリックすると映画情報のページへ飛びます。

●「麦の穂をゆらす風」2006年 イギリス・アイルランド・フランス制作

アイルランド史を正面から描いた作品。観た人の感想に「救いがない」というのが多かったのでまだ観ていません。今後も観るかどうかわかりません。でも、他人にはおすすめしたい映画です。「愛と赦しの宗教」を信じる人々がカトリックとプロテスタントの違いによって現在まで殺し合いを続けている事実について現実を理解する助けになるのでは・・・。

●「あなたになら言える秘密のこと」2005年 スペイン
日本では今年2月頃上映予定のようです。

彼女の名前はハンナ 
友達・家族・趣味・将来の夢
すべてなし  
どこで生まれ、何をしていたのか?
過去のことは聞かないで


これだけ読むと女スパイの映画みたいですが、そうではありません。映画を観る前により詳しく内容を知りたい方は続きをご覧下さい。

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2006年12月23日

「太陽」2005年

アレクサンドル・ソクーロフ監督作品。
ロシア・イタリア・フランス・スイス 制作。
公式HPはこちら

終戦直後の日本で昭和天皇とマッカサーとの会談、天皇の人間宣言などを盛り込んだ物語。
※映画情報はこちらへ。

微妙でした。主演がイッセー尾形さんなので、笑える場面もあるけれど、笑っていいものかどうか微妙な雰囲気でした。笑ったからといって不敬罪で連行されるはずはないけど・・・。妙に緊張を強いられる映画なのです。

そもそも監督はこの映画を真面目に撮ったのか、冗談のつもりなのか、映画を観ていると「日本人ハ、アホデスカ?」と言われているような気がするのです。なにしろ当時のロシアの公文書には日本人のことを「サル」と書いてあったそうですから、知的レベルが人間以下だと思われていたことは間違いないでしょう。そもそも主権が国民になかったのだから、その意味でも人間以下の存在だったでしょう。

天皇がマッカサーに会うために車で外出するシーンは、まるでSF映画のようでした。空襲で廃墟と化した東京の町並みと至れり尽せりの天皇の日常生活はあまりにもかけ離れているからです。当時、皇居に向かって「食べ物をよこせ」となじった群衆がいたとか・・・。

監督によると「日本はアジアではない。イギリスと同じ島国根性」なのだそうです。あからさまに言うと帝国主義なのでしょう。その日本を象徴する天皇が自我(社会的存在としての自分が現実の社会にどう対処すべきかを自覚すること)を否定された存在だったことに現在の日本のありようが重なります。

一時期、欧米人に「日本は中世の社会みたいだ」と言われていたけれど、やっと最近になって市民意識が醸成されてきたように思います。「サル」の汚名を返上したいところですね。

※一昨年の今日はこんな映画を紹介していました。
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2006年12月10日

ミリオンダラーベイビー

2004年 アメリカ映画
映画のあらすじ、キャストはここ

先日地上波で放映されたので観た人も多いでしょう。女性ボクサーの物語なので、ロッキーの女性版みたいな話しかと思っていましたが、実はもっと重いテーマの物語でした(詳細は上にリンクした映画情報にあります)。

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2006年10月15日

「プルートで朝食を」

2005年 英国
映画のあらすじやキャストについては以下へ。
http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD8882/story.html

映画の時代背景は、北アイルランドでIRAがテロ活動を頻繁に行っていた70年代です。主人公の友達もこのテロ活動に加わり命を落とします。といっても、この映画はシリアスな現実をコミカルに描き、「戦争やテロのように、暴力を解決の手段として肯定しているマッチョ志向の現代社会へ、平和主義者のゲイから見た批判とも言える」作品になっています。

映画には教会で働いていた家政婦さんを妊娠させた神父さんが登場します。この神父さんは、産まれた赤ん坊を母親(家政婦さん)から託されたものの、自分では育てず養子に出してしまいます。

大人になった息子に神父さんは「(神様の)言葉はたくさん知っているのに、たった一言が言えなかった」と懺悔します。息子は「僕がいつも笑っているのは、シリアスに考えると涙が止まらなくなるからだよ。」と告げます。

現実に背を向けて教会に閉じこもっている神父さんの姿が哀しかったです。もしかしたら、神様の言葉で頭がいっぱいで、人間の心を見失っていたのかも・・・。

北アイルランドではプロテスタントとカトリックの対立が今でも続いているそうです。キリスト教徒にも言動が立派な人がいるだろうけど、ささやかな例外のために現実に対して盲目になるのは、もう止めた方がいいと思います。

ハルマゲドンだか何だか知りませんが、善と悪の戦いにかこつけて、世界を戦火に巻き込むことを止めなくては・・・。宗教の違いを認め合うことは、宗教上の間違いまで容認することとは違うのです。

アフガン・イラク戦争とキリスト教福音派が主張するハルマゲドンとの関係については以下の記事が参考になります。
http://tanakanews.com/e0721secondcoming.htm
http://tanakanews.com/g0221iran.htm

IRAについては以下のサイトへ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/IRA
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2006年09月14日

クラッシュ 米 2005年

この映画を観たほとんどの人が「良かった」と評価していたので、観てみました。
※映画のあらすじ、キャストなどはこちらへ。

感想を一言で言うと、現実のアメリカ社会では、もっと露骨な差別がいっぱい起きているんだろうなと思いました。そして、何年も前にアメリカ(西海岸)を旅した時のことを思い出しました。

観光バスの窓から外を眺めていたら、ガイドさんが「ここは高級ブティックが立ち並ぶエリアで、この辺りでは日本人(有色人種)は歩くことができません」と説明しました。今ならそんなことはないかも知れないけれど、当時はその説明に「なるほど」と納得したような気がします。

欧米だけでなく、日本をはじめ、そのほかの地域でも人種差別はあるし、白人だけが差別をしているわけではないけれど、観光目的の短期旅行以外で海外に出ることが少ない大多数の日本人は、外国で自分が差別されても差別に気づかない場合があるのではないかと思います。

そこで思い出したのが、イギリスの若者をホームステイさせてあげたことのある日本人の話。そのイギリス人を連れてきたのは、その人の弟さんだったので、面識のあるイギリス人だったのでしょう。それにしては、そのイギリス人が述べた日本人についての印象には唖然としました。

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2006年05月10日

「白バラの祈り」2005年 独

1943年のミュンヘン。“打倒ヒトラー”を呼びかける組織「白バラ」のメンバーであるゾフィーと兄ハンスは、大学構内でビラをまいているところを見つかり、ゲシュタポ将校に連行される。

※あらすじその他の情報はこちらへ。

映画を観ながら、とても過去のお話(実話)とは思えませんでした。私たち日本人も今、ソフィーと同じ体験を共有しているような気がします。

団地でビラを撒いただけで逮捕されたり、壁に反戦の落書きをしただけで連行されたり・・・。全部最近の日本で実際に起きたことです。幸い(幸いなのか?)処刑された人がまだいないだけで・・・。

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2006年04月19日

「モナリザ・スマイル」2003年 米

女性週間は終わりましたが、期間中に前向きなニュースを見つけられなかったので関連する映画と本の話題を。

原題 mona lisa smile 主演 ジュリア・ロバーツ
映画情報はこちらへ。

1950年代のアメリカの女子大学を舞台にした映画。大学なのに花嫁学校みたいな保守的雰囲気を変えようと格闘する女性教師の物語。

今年2月に亡くなったアメリカの女性解放運動家ベティ・フリーダンの著作「新しい女性の創造」を下敷きにしているような内容だと思いました。

映画には様々なタイプの女子学生が描かれているけれど、その中に名門大学院の法科に合格したのに婚約者に反対されて進学をあきらめ、結婚する女子学生が登場する。この女子学生のエピソードはフリーダンそのもの。

女性解放運動の草分け(2月4日、心不全で死去、85歳)
1921年、ユダヤ系ロシア人の移民の娘として米イリノイ州に生まれた。初めから女性の権利に目覚めていたわけではない。心理学で修士課程を修了した彼女に博士課程に進むための奨学金が与えられることになったが、これをねたむ当時のボーイフレンドの反対を受け、奨学金も進学もあきらめたというエピソードがある。(2006年3月7日 読売新聞)


※元記事へのすぐ消えそうなリンクはこちら

※ベティ・フリーダンの著作「新しい女性の創造」書籍情報はこちらへ。
原書名:THE FEMININE MYSTIQUE(Friedan, Betty)

当時、一部の女性にとっては結婚か進学(仕事)かが悩みだったわけですが、21世紀になっても女性の悩みは大して変わりなく、家庭と仕事の両立に悩む女優が撮影したこんな映画もあります。

「デブラ・ウインガーを探して」2002年 米
映画情報はこちらへ。

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2006年03月21日

「ハンナとその姉妹」1986年米

原題:Hannah and Her Sisters
監督・脚本・主演:ウディ・アレン 
※映画のあらすじはここ

ムハンマド風刺画事件以来、イスラム教やキリスト教に関する記事はいくつか書いたけれど、同じく旧約聖書をルーツに持つユダヤ教については何も書いていませんでした。

ということで、ユダヤ系アメリカ人監督の作品でも鑑賞しましょう。コメディとして観ても楽しいですが、真面目に哲学や宗教を考察したい人も、それなりに考え笑える映画です。

「自分は死病を患っているのではないか」という妄想に取り付かれている主人公の男性が象徴しているのは、キルケゴールの「死に至る病」で、その主人公が絡む3姉妹のうち長女のハンナは哲学者ハンナ・アーレントに由来するそうです。

主人公はあることが原因で「死に至る病」に取り付かれているので、救いを様々な宗教や哲学に求めます。挙句の果てにユダヤ人なのに、キリスト教に改宗しようとしたりします。そして宗教でも哲学でも救われなかったこの主人公が「死に至る病」から解放されることになったのは・・・。

このラストを見ると人間を救えるのは人間でしかあり得ないと言われているように思えます。あるいは、主人公の悩みは、それ程大げさな問題ではなかったと言えるかも。個人の救済という意味では、思想信条の自由を認めるべきだと思うけれど、国家や政治が関わるとなると話は別かも知れません。

宗教の違いを乗り越えられないのであれば、いっそ皆で宗教そのものを乗り越えるしかないのでしょうか。昨年あたりから、クリスマスカードに「メリークリスマス」と書くのを止めて、ハッピー・ホリデイと言い直しているのも、西洋文明中心主義への反省の表れではないでしょうか。なにしろ右派キリスト教(福音派)がアフガン・イラク戦争を支持したのは事実なのだから・・・。

この映画がニューエイジ運動が盛り上がりを見せた80年代に創られたことを考えると、旧約聖書をルーツとするこれらの宗教は、もう役目が終わったよと呟くウディ・アレンのシニカルな声が聞こえるような気がします。

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2006年03月14日

「ティナ」1993年 米

原題 TINA what's love got to do with it?
映画の詳しい情報はこちらです。

毎回古い映画ばかりですが、今日の映画も10年以上前の作品です。ロック歌手ティナ・ターナーの自伝映画ですが、音楽映画として楽しめるだけではありません。ティナが配偶者によるDVやドラッグによる低迷から立ち直っていく再起物語でもあります。

昨年秋の「女性に対する暴力をなくす運動」週間以来、時々話題にしているDVですが、この映画ではティナがDVに立ち向かっていくきっかけがユニークです。ティナの友人が仏教の信徒で、彼女の助言によってティナも仏教に帰依するのです。そして歌手としても奇跡と言われるほどの再起を果たします。

音楽ファンでなくてもドラマッチクなティナの物語は感動的です。

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2005年12月26日

2本まとめて

@ショコラ 米 2000年
A脅迫者(原題 The guilty)米 1999年

※見たのは随分前なので記憶がおぼろげです。内容その他の確認は以下のサイトでお願いします。

@の映画情報はここ

Aの映画情報はここ

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