2005年11月12日

叔父説

私が子供だった頃、雪山好きの叔父は、夏になるとカナダへ夏山スキーに行っていました。帰国後にお土産のチョコレートを食べながら、叔父から土産話を聞くのが好きでした。

雪山生活を語る叔父の話では、
「ガイジンさんは、腹がいっぱいになったら次は寝る(SEX)ことしか考えない」と言っていました。もちろん私は子供心に「いくらなんでもそんなことはあるまい・・」と怪しんでいました。

叔父説によると「ガイジンさん=食うか寝るか」になってしまうので、とりあえず「これか、あれか」思考法と言い換えておきましょう(ガイジンさんの国籍は不特定)。

それから数年後、ドイツ人留学生が英語と日本語を比較して次のように語っていました。
「英語は結論に向かって、思考がまっすぐ進んで行くが、日本語は結論に至るまでの思考に幅がある」

思考がまっすぐとは「これか、あれか」思考法のことで、思考に幅があるとは「あれこれ考えをめぐらせる」つまり「あれやこれや」思考法とでも言えるでしょうか。

叔父説はともかく、このドイツ人留学生の説明には、私も常々同じことを感じていたので納得しました。

「これか、あれか」思考法の人と「あれやこれや」思考法の人が話をすると「あれやこれや」を「これか、あれか」に当てはまる部分だけで判断を下されるような気がして、「あれやこれや」思考法の人は、とっても理不尽な気持ちになるのではないでしょうか。

逆に「これかあれか」しかあり得ないと考えている人の話を「あれやこれや」で受け止められると、「これかあれか」思考法の人は、論理的ではないと感じてしまうのかも知れません。

要するに人種や国籍によらず「これかあれか」思考と「あれやこれや」思考の話し合いは、噛み合う部分が少ないので徒労に終わるか、誤解の上塗りになるような気がします。もっとも、どの思考法の人でも詭弁を弄する術に長けている人がいますから、そういう人との話し合いは問題外です。

最近ふとそう思いました。
posted by PFC at 07:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 子供だった頃 | 更新情報をチェックする
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