2008年03月17日

峰打ち

子供の頃、祖母と一緒に時代劇をよく見ていました。

いろいろ見ていた番組のなかで、登場人物たちが口にするある言葉に子供心にいたく感動しました。

それはお侍さんが悪漢をやっつける時に刀で切る振りをして、実は刀の背で打ちのめし「峰打ちじゃ」と言い放つ姿です。

悪漢を懲らしめても命までは奪わない、刀を使っても血は流さない、そんなところが子ども心に「カッコイイ」と思えたのでした。

峰打ちで命拾いをした悪漢が改心するのも痛快でした。義理人情が通じない西洋ではあり得ない話なんでしょうけど。

時代劇のテーマは「勧善懲悪」。悪漢を懲らしめて改心させることが主人公の目的です。だから人を殺めることはあっても、無駄な殺生を繰り返さない。そこが滅多やたらに敵を殺して正義を叫ぶ西洋のヒーローとの違いでしょうか。

暴力の連鎖とかテロへの報復とか、世界情勢を伝えるニュースを見聞きするたびに「峰打ち」という言葉が思い出されます。
posted by PFC at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | TV番組 | 更新情報をチェックする
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