2007年08月31日

"The God Delusion"訂正追記あり

リチャード・ドーキンス 2006年 

斜体部分が追記です。最後の部分にもあります。

オックスフォード大学教授が書きベストセラーになった本です。内容は主にユダヤ・キリスト教への批判ですが日本語訳はまだ出ていないようです2007年5月に「神は妄想である−宗教との決別−」という書名で出版されています。

アマゾンの商品説明を以下に抜粋します。

多くの国で、中世からの宗教定義が女性やゲイの権利といった基本的人権への侵害にいまだに手を貸している。すべては存在を証明するものが何もない神への信念に端を発しているのだ。

ドーキンスはあらゆる方法で神を攻撃する。宗教の最大の主張を骨抜きにして、絶対的な存在すなわち神が絶対に実在しないと論証する。


検索すれば原書を読んだ方の感想がいくつか出てきます。書評サイトや感想文を読んだところ、教授が批判しているのは、ごく普通の一般的キリスト教徒が対象で、必ずしも原理主義のような過激な教団だけがターゲットになっていないそうです。

以前このブログで紹介した「ユダヤ・キリスト教『世界支配』のカラクリ」でも欧米人の傲慢な態度の背景にある宗教を批判していました。教授の本でもユダヤ・キリスト教がなければ9.11やアフガン・イラク戦争、十字軍やホロコーストなどは起きなかっただろうと書いてあるそうです。

そして、幼い子どもに特定の宗教の教義を刷り込むことは虐待だとまで主張しているそうです。敬虔な宗教者や聖職者の家庭に生まれた子どもは、皆虐待されていることになるのでしょうか・・・。

英米がキリスト教を国教にしていること、米国大統領が聖書の予言を公言し、戦争に臨んだことなどがこの本をベストセラーにした時代の要請かも知れません。

原書を読んだわけではないけれど、私の感想は神が存在するかどうかはどうでもよくて、聖書(および外典)に何が書いてあるかが問題なのだと思います。ちなみに教授は「人がなぜ存在し、何のために生きるか」という質問は、答えるに値しないと言っているそうです。

教授へのファンレターはこちらへ。
罵詈雑言はこちらへ(^_^;)。

教授が参画している「ブライト運動」のHPはこちらです。この運動では、科学的世界観をもつ人々が無神論者であることを公言しやすくし、科学的世界観が広く受け入れられるようになることを目指しているそうです。
posted by PFC at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | | 更新情報をチェックする
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