2005年03月13日

NHK「女性国際戦犯法廷」番組改竄

お知らせ〜傍聴席を満席に〜

NHK裁判控訴審第4回口頭弁論報告集会
日時:2005年4月25日(月)午後6:30(開場6時)
会場:東京芸術劇場大会議室(JR池袋駅西口徒歩2分・地下鉄池袋駅2b)
主催:VAWW−NETジャパン
参加費:700円
内容:原告報告・NHK裁判弁護団報告・質疑応答

NHKの番組製作会社の元社員Sさんの話を聴いた。

NHKには番組放映前から右翼からの嫌がらせや脅迫が相次いでおり、NHKの部長や局長から番組を改変するように言われたそうです。製作会社の人たちがNHKに呼ばれて、見せられた番組の試写はすでに何箇所も改竄されており、それまで製作を担当してきたSさんたちは、自分たちが存在する意味がなくなったと感じたそうです。

そのうえSさんは、やむなく自主規制をして、松井さん(裁判の関係者・元VAWW−NETジャパン代表・故人)が写っている映像を一部カットしてしまい、改竄に加担してしまったと悔やんでいました。後日、松井さんはこの映像部分を見て怒ったが、事情を知りSさんの立場への思いやりを見せたそうです。

結局、この製作会社はNHKの方針に納得できず、仕事を途中で降りたそうですが、番組のテロップには会社名が出ていたそうです。Sさんは、TV業界で仕事ができなくなることを覚悟して、この改竄についてメールで周囲の人に配信し、結局仕事を辞めることになりました。SさんはNHKの改竄について周囲に「問い掛けても誰からも応答がなく、絶望している。NHKの労働組合の人も涙を浮かべながら無念の思いを語るが、彼らは何も行動しない」と怒っていました。

Sさんは20代〜30代の女性。「他にベテランがいるのに、なぜ自分にこの番組を企画する話が来たのかわからなかった」と言っていました。つまり貧乏くじを引かされたのでしょうか・・・。Sさんは「最近はマスコミの話題がライブドアに向いているので、NHKの問題はこれからどうなるのか・・・」。と漏らしていた。正義と公正のために職を失ったSさんは、やり切れないことだと思う。Sさんは終始しっかりした口調でてきぱきと話をしていたので、悲壮感はなかったけれど「誰もついてきてくれる人がいない」と嘆いていました。

感想:この講演には九州からも参加者がいた。70才近い自分が家族の介護をしながら、民放への申し入れ?を展開しているので、是非みなさんも行動して欲しいと訴えた。彼女はNHK受信料支払いをやめ、集金に来た人に改竄についてのパンフレットを渡すと「奥さん頑張って」と言われたそうだ。

Sさんが嘆いていたとおり、この問題のために何か具体的な行動を起こす人は少ないのかも知れない。4年前にはマスコミが大きく取り上げなかったために騒がなかった人たちが、今ごろ内部告発によって改竄が明るみに出て、マスコミに煽られるようにしてネット上で騒ぐところに止まっているように見える。

私にはNHKによる番組改竄は問題だと思うが、それ以前に「女性国際戦犯法廷」が日朝国交正常化を目指す外交政策の一環として行われたように思える(最近の韓流ブームしかり・・・)。昭和天皇が亡くなった後で、有罪判決を出すところがいかにも官僚的発想に見えてしまう。

今にして思うと、番組が放映された当日、この改竄された放送を見ても「まあ、こんなものなのかな」と思って、別に違和感を覚えなかったのは、そのためだったのだろう。もちろんこれは一個人の感想であって、上に書いたことが事実であるかどうかは別問題だけど・・・。

この裁判を行った人や、裁判で証言をした元日本兵や、元慰安婦の人々や、粘り強くかつ泣きながら現地調査を行った人たちには敬意を表するけれど、この判決をもって従軍慰安婦問題に区切りがついたことにされてしまっていいのだろうか・・・。
posted by PFC at 19:07| Comment(0) | TrackBack(0) | TV番組 | 更新情報をチェックする
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