2011年04月24日

パエトーン

山岸涼子作 潮出版 「夏の寓話」所収。

今から25年前に原発の危険性と必要性への疑問について描かれた漫画です。その漫画が福島原発震災後、作者の好意により無料で下記のサイトに公開されています。
http://usio.feliseed.net/paetone/

九州の玄海プルサーマルや福井県のもんじゅ、青森県の六ヶ所村にある核燃料再処理工場のことなどは出てきませんが、もし原発震災が起きたらという想定やチェルノブイリのことなどがとてもわかりやすく描かれています。

福島原発震災後、日本のマスコミ各社の報道と海外で報道されていることとのあまりの違いに不安を募らせる人が多い中、25年前にこの漫画を描き、出版した勇気に励まされます。

この漫画を読んで「チェルノブイリ」とは、ロシア語(ウクライナ地方の言葉?)でヨハネの黙示録に出てくる『ニガヨモギ』という植物のことだと知りました。

日本への2度に及ぶ原爆投下のことを黙示録のとおりになったと納得した知識人(クリスチャン)がいるそうですが、チェルノブイリのときにも同じことを感じた人がいたのでしょうか・・・。

当時のアメリカ大統領が「ハルマゲドン」を公言した話も後で知ったのですが、聖書で予言された最終戦争を歓迎する風潮が当時アメリカのキリスト教福音派の人々の間であったそうです。

そのような状況を危惧する知識人が手をかえ品をかえ警鐘を鳴らしてきました。この漫画もそのひとつとではないでしょうか。
posted by PFC at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。