2009年02月24日

未来を写した子どもたち

2004年 アメリカ 2005年アカデミー賞(ドキュメンタリー部門)受賞。
映画情報はここ

映画に登場した子供たちが撮影した写真を見られるサイト。女性写真家ザナが主催するNPOです。

映画の舞台はインドのカルカッタにある売春窟。そこで生活している子供たちと出会った女性写真家ザナ・ブリスキと子供たちの物語。

子供たちひとり一人が置かれている状況はそれぞれでも、そこで生活を続ける限り将来の展望はなさそうに見えます。けれども、ザナが開いた写真教室でカメラを借りて身近な風景や人物などを撮影している子供たちの姿はとても明るく楽しそうです。

なかには写真撮影の才能を見出されてオランダに招待される子供もいます。

近年の経済発展は目覚しいインドですが、カースト制度(すでに廃止されているそうです)の影響で職業選択の自由に限界があるようです。でもザナは教育を受けることで未来が開かれる可能性があるのではないかと考えます。

映画ではザナが子供たちを受け入れてくれる全寮制の学校を探すために奮闘する姿が描かれています。ここなら・・と思ったカトリックの学校では親の職業が売春では受け入れられないと断られます。

そこへ有名な男性写真家(職業は違ったかも)が登場し、その辺りからザナの活動が急展開します。

子供たちが入学できる学校が見つかったり、子供たちの写真展が開催されたり・・・。その男性による力添えが実際にあったかどうかは不明ですが、その人物が関わることで状況が変わったように見えます。


先進国で教育を受ける機会や才能を発揮できるチャンスが平等ではない場合、人種・階級・障がいの有無、性別、年齢、親の職業や学歴などが要因になっていることがあります。

先進国だって機会均等ではないけれど、たとえばオランダのように売買春が合法化された時、その職業で生計を立ててきた女性たちが「この職業に誇りをもっている」と主張し自分の職業を守る立場を表明したと聞くとザナや子供たちにも違った選択があったかも知れないと思います。
posted by PFC at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | 更新情報をチェックする
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