2004年11月22日

中学教師

私が子供だった頃、中学校の授業に「公民」が新設された時、先生方がいっせいに色めきたったのを覚えています。
「道徳の時間があるだけでもどうかと思うのに。お前ら公民の意味を知っているか?」と生徒に語りかけてくれた先生もいました。

どの先生だったかは覚えていないけれど、
「町の中の至る所に交番があるのはなぜか知っているか?あれは市民を守るためではなく、見張るために設置されたんだ」と教えてくれた先生もいました。

社会の授業では、明けても暮れても「日本国憲法」の条文を繰り返し、繰り返し書かされました。今覚えているのは「最低限度の文化的生活」をする権利があることだけだけど・・。生徒会活動がミニ国会の模擬活動だと教えてくれたのは誰だったでしょうか・・。

国語教師のI先生は、小柄なめがねを掛けた女性でした。いつだったか、授業中に
「私は自分の教え子が自衛隊に入るのだけは絶対に反対する」と力説したことがありました。

そんな時代だったのでしょうか・・・。
子供心に「そうなのか、そうなんだ」と教師たちの言葉は深く刻まれました。

私が通っていた中学校の先生たちは、体罰をじゃんじゃんやっていたけど、生徒たちはそれが教師の感情的な怒りではないことを見抜いていました。

体育のS先生は、悪戯をした男子生徒の背中を真っ赤な手形がつくほど力いっぱいひっぱたいていました。生徒は背中を見て「もみじが入った〜」となかば自慢げでした。なぜならそこに愛情があることを背中の痛みで知っていたから。

今ごろになって、先生方の言葉の意味が重く響いてきます。
私が生きている間にこんな時代が来るとは思いもしませんでした。
どうやって生き抜けばよいのか、先生方の言葉の一つ一つを反芻しながら
「絶対負けるもんかっ」と自分に喝を入れています。

(ま、負けたっていいんだけどね。明日のジョーみたいに、また立ち上がるだけさ)。
ふふん。






posted by PFC at 21:47| Comment(2) | TrackBack(0) | 子供だった頃 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは。中学校ぐらいの先生の言葉って案外覚えてますね。すごく影響を与えてるもんだなとも。かくいう私も教員を目指していたこともあり。。。でも、未熟者の私は多分無理でしたね。ならなくてよかったのかもと、思う今日この頃。
最近じゃ体罰はない(はず)ですね。あるとすぐ教育委員会とか、親とか大騒ぎ。でも、私が中学生だったころ忘れ物したらせんせにつねられてたような記憶が…だれも騒いでなかった気もしますね..あー、長いコメントになってしまった。すみません。。。
Posted by さじ at 2004年11月23日 23:46
おはよう♪ さじさん。長いコメント大歓迎です(^^)
さじさんが先生だったら、手作りのおやつとか持ってきてくれそうですね(^^)
昔は今よりもっとモノゴトがシンプルだったような気がします。ややこしい時代になっちゃったもんですね。
Posted by PFC at 2004年11月24日 08:37
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