2008年10月29日

読書週間に寄せて08

「原爆の秘密」国内編・国外編 を読み終わりました。書籍情報はここです。目次や本文の一部を読むことができます。

この本については、実際に読む前に一度書いたことがあります。その時の記事はここです。記事中にリンクしているヘリオトロープさんの記事で国内編・国外編の要約を読むことができます。

国内編の紹介記事でヘリオトロープさんは「謀略期間(機関?)で働いていた人たちは、戦後戦犯として裁かれるのを免れた上に、権力と富を手にしている」と書いています。

著者によると、それは昭和天皇および参謀であり、彼らはアメリカと密謀していたそうです。アメリカは原爆投下をするまでは、天皇に降伏宣言をさせたくなかったのです。

戦後、彼らは、彼らのために動いたヨハンセン・グループ、キリスト教のクエーカー・グループとともに東京裁判で、一部の例外を除き、皆が無罪となる


たとえば、戦後海軍総隊航空参謀や同盟通信グループも全員クリスチャンになることによってアメリカから身分を保証されたということです。広島においても長崎においても、彼らは原爆投下情報を事前に知っていたらしいのです。

その中の一人である航空参謀は、広島で亡くなった被爆者のことを「私自身にとっては、満ち溢れる神のめぐみ」であり、後日キリスト信仰へ導いたと自叙伝に記しています。

私は彼が戦犯を免れたことを「神のめぐみ」と言っているのかと思ったのですが、実はそうでもないことを著者はキリスト者賀川豊彦の文章から読み取っています。

彼は「天よりの大いなる声 広島原爆体験記」の序文に「この宇宙創造の愛の意識されるまで、黙示録の記述がそのまま進行するのだ」と原爆が落とされた広島の惨状を新約聖書の黙示録に重ねあわせて結論づけています。

黙示録には「血の混ざりたる雹と火ありて、地にふり下り他の三分の一、焼け失せ、樹の三分の一焼け失せ、もろもろの青草、焼け失せたり」とあります。

賀川自身が黙示録を「空想文学だとのみ思っていた」にもかかわらず、この記述を原爆が落とされた広島の惨状と重ねあわせて納得し、「日本の滅亡を予覚しながら、頭は少しも混乱しなかった」と書いています。

原爆は広島だけではなく、長崎にも落とされました。著者は読者に呼びかけます。

国際金融寡頭勢力、ロックフェラー、モルガン、ウォール街が、神になり代わって原爆を長崎に投下したことを、キリスト教徒も認める時が来たのである。


著者はなぜ、ここまでキリスト教にこだわるのでしょうか。なぜ戦犯として裁かれるべき人々がキリスト教への改宗を条件に罪を免れたのでしょうか?

読後疑問に感じたことをインターネットで検索してみると、同じ著者が「天皇のロザリオ」という本を書いていることを知りました。

更に調べていくと、アメリカは戦後も天皇制を維持するように見せかけて、実は皇室を内側からキリスト教化させ、日本の国教をキリスト教に変えようとしている・・という説があるそうです。

皇室とキリスト教については、私も漠然とした疑問を抱いていて、過去に「気になるニュース」でこんな記事を書いています。

戦後もアメリカの大統領は「ハルマゲドン」を公言し、新たな戦争に臨んでいます。

長崎で被爆したカトリック信者永井博士は「浦上教会こそ神の祭壇に献げられるべき唯一の潔き小羊ではなかったでしょうか」と言っています。

日本では何を信仰しようと個人の自由として認められています。しかし、キリスト教を信じていない人まで巻き添えにして大量虐殺する自由は認められてはいないでしょう(有事法制では認められているかも?)。

著者は「潔き小羊が日本にいるかぎり、神はこれを犠牲にしようと、もっと恐ろしい爆弾を日本に落とすでありましょう」と記しています。

私は日本において、人口のわずか1%未満しかキリスト教徒がいないことが不思議でした。なぜもっと信徒を増やさないのだろうか?そんなに少ない信徒では聖職者の生活も成り立たないのでは?

いろいろな疑問がすっきりと解消するのを感じました。信徒を増やさなくても皇室さえキリスト教化すればいいのでしょう。聖職者には課税を免除するなり何らかの特権を与えればいいでしょう。

日本のキリスト者がなぜ連立政権を支持する宗教団体を敵視し、憎むのか、その理由も納得できます。

今世界平和を脅かす存在こそ、原爆投下をした張本人に他なりません。諸外国が一神教に支配されていない日本に平和構築を期待していることを自覚し、宗教の正邪を見極めたいものです。

キリスト教を信じる人にも命や平和を大切にしたいと考える人がいるでしょう。そういう人まで依怙地になってキリスト教を擁護していては、本当の平和は訪れないのではないでしょうか・・・。
posted by PFC at 20:00| Comment(0) | TrackBack(0) | | 更新情報をチェックする
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